歯間ブラシとフロスは役割が違う!あなたに必要なのはどっち?|池袋歯科・矯正歯科|池袋駅西口近くの歯医者・歯科|精密治療・急患対応も可能

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歯間ブラシとフロスは役割が違う!あなたに必要なのはどっち?

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2025年11月25日

毎日の歯みがき指導で患者さんからよくいただく質問が
「歯間ブラシとフロス、どっちを使えばいいんですか?」
「両方使わないとダメですか?」
というものです。


結論はシンプルで、
“歯と歯ぐきの状態によって、最適な道具は変わる” ということ。
そして、
“多くの方は併用すると最も効果的”
というのが国内外の信頼できる研究で示されています。


ただし、全員が毎日かならず両方を使わなければならないわけではありません。
ここでは、一次情報に基づく科学的根拠に沿って、患者さんにもわかりやすく解説します。




■ 歯ブラシだけでは歯間部の汚れは落ちきらない


まず前提として、
歯ブラシのみでは歯間部の汚れの約40%が残る
とされています(日本歯科医師会「歯と口の健康」・ADA Oral Hygiene Guidelines)。

また、Slot et al., J Clin Periodontol(2008)のシステマティックレビューでは、
フロスや歯間ブラシを併用することで歯肉炎が有意に改善
することが示されています。

つまり、
「歯ブラシ+もう1つ」 の組み合わせが科学的に優れています。



■ フロスと歯間ブラシは“どちらが上”ではなく“役割が違う”

両者は競合ではなく、得意分野がまったく異なる道具です。
自分の歯の状態に合わせて選ぶことが大切です。




■ フロス(デンタルフロス)の役割

歯と歯が密接している「接触点」の汚れを落とす道具で、
特にむし歯予防に有効です。

隣接面う蝕は痛みが出にくく進行しますが、
この部分に届く唯一の道具がフロスです。


《フロスが向いている方》
・歯ぐきが健康で歯間が狭い
・むし歯リスクが高い
・甘いものをよく食べる
・20〜40代の方に特に有効
・矯正中(部位によりワックスフロスがおすすめ)



■ 歯間ブラシの役割

歯ぐきが下がってすき間ができた部分を清掃する道具で、
特に歯周病予防に有効です。


歯周病で歯間が広がると、フロスでは接触点しか掃除できません。
歯間ブラシなら歯の側面にしっかり当たり、
プラーク除去率が高いことが報告されています
(Lindhe J., Clinical Periodontology, 2017)。


《歯間ブラシが向いている方》
・40代以降で歯間が広くなってきた
・歯周病の既往がある
・ブリッジやインプラントがある
・喫煙歴があり歯ぐきが下がりやすい




■ では、併用したほうが良い人は?

以下に当てはまる場合、
フロス+歯間ブラシの併用が最も効果的です。


● 部位によって歯間の広さが異なる
● 歯周病治療後で歯間形態が変化している
● ブリッジ・インプラントが複数ある
● むし歯と歯周病の両方のリスクが高い

特に50代以降は、
「前歯はフロス、奥歯は歯間ブラシ」
となる方が非常に多く、臨床的にも理にかなっています。



■ SNSでも話題の「どっちが先?」問題

最近InstagramやTikTokで検索されるようになった
“フロスの順番” について。

結論として、
順番自体に大きな差はありません。

ただし、米国歯科医師会(ADA)の2019年ガイドラインでは、
“フロスを先に使うと、歯磨き粉のフッ素が歯間に届きやすい”
と推奨。

そのためおすすめの順番は
▶ フロス(歯間ブラシ) → 歯みがき



■ 意外と多いトラブル「歯間ブラシのサイズが合っていない」

歯間ブラシの効果はサイズ選びに大きく左右されます。

小さすぎる → 汚れが残る
大きすぎる → 歯ぐきを傷つける

実際、歯科医院で測ると
部位によって3種類以上のサイズが必要
ということは珍しくありません。


サイズに自信がない方は、必ず歯科医師・歯科衛生士にチェックしてもらいましょう。



■ 「毎日はできません…」という方へ

患者さんからよく聞くのが
「分かっているけど、面倒で続かない…」
という声。

そんな方は、まずは

● 2〜3日に1回から
● 慣れてきたら毎日に
● 完璧じゃなくてOK
● 夜だけでも効果は大きい

夜にしっかり行うだけでも、
むし歯・歯周病の予防効果は十分に上がります。



■ まとめ:結局どうすればいい?

① 歯間が狭い → フロス
② 歯間が広い → 歯間ブラシ
③ 両方ある → 併用が最適
④ 順番はどちらでもOK(推奨はフロス→歯みがき)




■ 当院では「あなた専用のセルフケア」をご提案します


歯間の形は、
年齢・歯ぐきの状態・歯周病歴・むし歯の頻度・矯正の有無などで大きく変わります。


当院では
・部位ごとの歯間サイズ測定
・最適な道具の選定
・正しい使い方の指導
を行い、患者さんごとの“続けられるセルフケア”を一緒に作っています。

「自分はどっちを選べばいいの?」
「続けられるやり方が知りたい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

また豊富な歯科グッズも取り揃えておりますので、受付横の棚もご覧ください。


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